瑞絵ちゃん物語 16巻 シーン抜粋 


「むう……判ったわよ、脱ぎます!」あたし16巻 亜莉亜登場は観念して衣服のボタンを外し始めた。アップルちゃんと亜莉亜ちゃんが期待満々の視線であたしを見てる。
「……『ストリップ』のサービスはなしよ!」
「ちっ」
「ああ、残念ですねー」
 あたしはさっさと衣服を脱ぎ捨てて素っ裸になった。と、いきなり亜莉亜ちゃんがあたしに駆け寄ってきて、あたしの前に跪くとあたしの股間に顔を埋めた。
「ああ……ステキなおまんこの匂い……おしっこと、汗と、おまんこ汁の混ざった匂い……」
「あ、亜莉亜ちゃん、そんなイキナリ」
「認めてもええよ、若さ故の過ちというモノも」
「アップルちゃんてば! あ、亜莉亜ちゃん……?」
 亜莉亜ちゃんは素早くあたしの背後に回ると、今度はあたしのお尻に顔を埋めた。条件反射的にあたしは中腰になってお尻を突き出す。ああ、なんて悲しいサガ……
「……お尻の穴も素敵な匂いです……私、お尻の穴、だ~いすきなんです☆」
 亜莉亜ちゃんはそう言うとあたしのお尻の穴を舐めはじめた。うう、なんか……絶妙な舌使い……あたし、いきなり感じて……コレは、もしかして織江ちゃん仕込み……?
「あ、亜莉亜ちゃん……ちょっと、そんな……いきなり……あ……」
「亜梨亜ちゃんには、瑞絵ちゃんの弱点がお尻の穴だってこと、教えてあるよ」アップルちゃんはそう言うと、あたしに近付き、片手であたしの乳首を弄びながら濃厚なキスをかましてきた。
「んんっ……はぁ……それは……皆さん揃いも揃って亜莉亜ちゃんに余計な知識ばかり……」
「ああ……臭くて美味しいお尻の穴……」
「ん……ふふ、瑞絵ちゃんいつも敏感だね、もう乳首がこんなに」
「あの~……あたしを除くこの場にいる人みなさ~ん……」
「なに?」
「はい、なんですか?」
「ココは私室です、プレイルームではありませ~ん……」
「すぐ隣にプレイルームがあるぜよ」
「そうですね~。開いててよかった☆」
 ……あ……もしかしてあたし、墓穴掘った……?
 そのままあたしは二人に隣のプレイルームに運び込まれ、いいよ~にだか悪いよ~にだか、好き放題愛撫されまくって……なんせアップルちゃんが亜莉亜ちゃん側についてるし、あたしには反撃の機会すら与えてもらえず……そのまま……

 いつものメンバーが揃うと、紀実さんはノートパソコンを開いて切り出した。
「瑞絵さんの次のお相手は『雅楽川 優夢』さまです。先週入会なさったばかりの方でして」
「『まさら ゆゆ』……? 変わった名前。どんな字を書くの?」
「こう書きます」紀実さんはノートパソコンを操作すると、表示された名前をあたし達に見せた。
「……これでそう読むの? なんか無理があるような……」
「はい、もちろん当て字ですね。当然本名ではありません。私はご本名を存じ上げておりますが、決して口外しないようきつく言い渡されていますので」
「あら、どうして?」鈴雅ママが言う。
「はい、ええと……言っちゃっていいのでしょうか……なんでも、とあるアニメの年増キャラと同姓同名だそうで……あまりいいキャラじゃないそうです」
「ああ、そういうのって不幸よねー」あたしが言う。
「実年齢二十三、肉体年齢十六歳です。これ、お写真です」
 ……暫く過激すぎる紹介写真が続いていたので、あたしは恐るおそる紀実さんのノートパソコンを覗いた。……極めて普通の写真。緑の髪を軽くまとめた、小柄な美少女ってカンジ。髪と瞳の色に合わせたのか、全身が緑でコーディネイトされていて、アクセント入りの白いハイソックスが可愛い。
「……普通の人ね~……」あたしは安心して言った。すると紀実さんが、
「こんな写真も送られてきています」と画面を切り替えた。と……16巻 雅楽川 優夢 紹介写真
「おぅわっ」
「あらあら、また濃い写真ね」
「をを、ダーリン、イカすじゃん☆」
「アップル、おまんこ丸出しのまま言わないで。ヘビメタコさんみたいなセリフ」
「コレ……どう見ても電車の駅のホーム……田舎らしいけど、こんな所でこんな写真……」
「瑞絵さんの最近のお相手は、ホント濃い方ばかりですね」
「イヤそうじゃなくてね紀実さん」
「職業は?」アップルちゃんが訊く。
「職業とか、経歴とかも……明かしては……なら、ない、……そうで……す……」
「そこをなんとか、ねぇ? 紀実さん?」アップルちゃんがいつの間にか紀実さんに体を擦り付けている。
「ダメ……ですって……あ……」
「紀実さんは知ってるんでしょ?」
「は、い……わ、私は……VIPを、か、かん、管理する……立場ですので……ぞ、ん、じ上げては……おります、が……あっ……」
 ? なんか紀実さんの様子がヘン? ……アップルちゃんが紀実さんのスカートの中に手を突っ込んでる。紀実さん、顔を紅潮させて、汗かいてる。息も荒い。
「なら、そこをなんとか。ねぇ? ここだけの話っつーことで」
「そん、な……いけま、あっ……せん、ひぁっ……」
「あらあら」ママが、笑いを含んだ声音で言った。「アップルったら、こんなどーでもいい場面で思いっきし本気出してるわぁ。紀実、果たして何分保つかしらねぇ」
「だめ……です、アップルさ……ん、やめ……て……」
「やめてもいーけど、なんかやめたくないフンイキ」アップルちゃんが言う。「ホントにやめて欲しい?」
「当……然……で、あああっ……」
「紀実さん」あたしも、笑いながら言った。「おまんこ汁の音が物凄いわよ?」
「そん……な、こと……あっ……」
「押せば命の泉湧く、っつーてねぇ。古すぎか」
「あ……くぅ……ひ……」
「言えば楽になるのよ、紀実」ママがマジ笑いながら言った。「どっちに転んでも」
「そうよ紀実さん」あたしも言う。「故郷のお母さまも泣いているわよ?」
「母は……と、とっく、に、他界して……くうっ……」
「さぁ、ココでラストの選択」アップルちゃんが言う。「全部言うってことでFA?」
「は、はい……いい、言いますから……あああ、くぅっ……」
「やめて欲しい?」
「つ……続け……て……」
「アップル」ママが言う。「全部ゲロするまでイかしちゃダメよ? 生殺しにするのよ」
「まーかせて」


「いえ、一応どちらもこなしますが自分的にはどちらかと言うとマゾ寄りかなぁとか思ったりなんかしたりしてなんかスペシャルの癖してミョーに性癖が複雑というか単純というか変な人ですねワタクシ」
「されたことはあるの?」
「ええ」
「どんなコトされた?」
「吊るされて、台湾製の超高圧ガスガンでクリトリス接射とか……十倍濃度の特製グリセリン+牛乳で大量浣腸とか……」
「あ」優夢さんは、おまんこに手をやった。「ジュンッ、て来ちゃった」
「来ちゃった」
「やったコトは一度もないの?」
「鞭打ち、浣腸、吊り、三角木馬くらいならしたコトは……」
「ああ」優夢さんは、またおまんこに手をやった。「基本中の基本よね。外せないわぁ」
 うーん……こういう性癖の人なら……
「優夢さん」
「なに?」
「優夢さんみたいな性癖の人なら、あたしなんかよりずっとピッタシの人が……」
「翼さんのコトね」
「え? は、はい、全くその通りなんですが……知ってたんですか、翼さんのこと」
「モチロン。最初は『この人しかいない』って思って、お相手のお願いしたわよ。でも……断られちゃった」
「こ、断られた!?」
 もちろん、このあたしもプレイを断る権利はもらっている。でもそれって、プレイしてみてからじゃないとって……
「どうして断られちゃったんですか?」
「翼さん、集団相手のプレイしかしないって」
「あう……」ドコまで自己中な人なの、翼さんって……
「で、他のドS探すより、いっそスペシャルに任せた方がいいかなって」
「まぁ……スペシャルなら一応なんでもこなしますからね……」
「そしたら、瑞絵ちゃんがすごくイイって教えてくれたVIPがいて……誰だかはヒミツ」
「うう」
 思い当たる人は結構いるけれど……
「だから今日は瑞絵ちゃんに全面的に任せちゃう」
「はぁ」
「だけどぉ、一つだけ外して貰いたくないプレイがあるの」
「なんですか?」
「自分用の持ってきてるわ……コレよ。見て」優夢さんがバッグの中から取り出した高級そうな木製の小箱に入っていたのは……針。
「ご覧の通り。針プレイ。コレは絶対に外してほしくないの」
「一応、お勉強はしましたけど……あの」16巻 「針」「うーん」「なに?」
「痛いのの、ドコがそんなに好きなんですか?」
「……判らないわ。ただ、痛いことされると、その刺激が全部クリトリスに来るの。鞭打たれたり、木馬に乗せられたりすると、刺激がぜ~んぶクリトリスに」
「う~ん……」
「浣腸も好き。絶対してね? 十倍濃度なんてケチなコト言わずに、五十倍濃度で特農牛乳で。あの、お腹が暴れだすような苦しさが、クリトリスに来るのよね~」
「……つまりは、クリトリスなわけですか」
「そう。だからね瑞絵ちゃん」優夢さんは、小箱の中の針を指さして言った。「こっちからこっちは乳首用。こっちはクリトリス用だから」
「く、く、く」あたしは呻いた。「クリトリスに、針刺すんですか??」
「ソぉよ。コレがもう、サイコーなの」
 ハイ、あたしの理解を超えてます。そ~いえば以前、歩ちゃんが「クリトリスに針はいい」なんて言ってたけど……
「じゃあ、そういうコトで、そろそろプレイに入りましょうか」
「あ、はい……まずは何を?」
「う~ん、何がいいかしら……やっぱり、基本の鞭から行こうかしら……」
「それじゃあ、鞭うちの後浣腸と木馬のコンボで行きますか」
「あ、いいわぁ☆ ジュンッ、て来ちゃった」
「はぁ」
「浣腸液は五十倍……ううん、百倍濃度!!」
「ひ、ひゃく!?」
「その位あるでしょ? 今まで試したのが最高で二十倍、ぜんぜん物足りなかったの」
「ちょっと訊いてみます……」あたしはコンソールに向かうと、確実に細かいデータ取りしている筈の紀実さんに連絡を取った。通話キーを押すと、すぐに紀実さんの姿がディスプレイに映る。
「紀実さん、あのね……」
「はい、お話は全部伺ってました。百倍濃度の浣腸液ですね、ございますよ」
「ホント!? マジかぇ~……」
「私は今はココを離れられません、代わりに誰か……」
「ハーイ、立候補ー!!」
「亜莉亜さん、ココは立入禁止ですよ! いつからいたんです!?」
「紀実さんのおまんこも~??」
「そこは特に立入禁止していませんが……いえ、そうではなくてですね亜莉亜さん」
「私が持って行きま~す! 百倍濃度の浣腸液三十リットルですね!」
「あ」優夢さんが後ろで切ない声を上げた。「ジュンッ、て来ちゃった……」
「来ちゃった」あたしはおうむ返しする。
「百倍濃度の浣腸液三十リットルと超特濃牛乳十リットル、持っていきまーす!!」
「あ」あ、また……「ジュンッ、て来ちゃった……」
「亜莉亜さん!! ……仕方ないですね、彼女に頼みます……」
「紀実さん、チョーアリガト!!」
「そんな妙な日本語、教えた憶えありませんよ。ではまた何かあったらすぐ言って下さい」
「はい!」あたしは紀実さんとの連絡を切った。と、後ろから優夢さんが覗いてた……
「今のメガネ美人が『三枝 紀実』さんね」
「あ、はい」
「ジャーマンスープレックスな人」
「そこだけ言われるとなんだかなってカンジもしますが、はい」
「いかにもキレ者ってカンジね」
「はいそれはもう、カミソリ紀実と言いまして」
「キャミソール紀実?」
「いえ、キャミソールは着けていないと言うか、紀実さんの下着の趣味は実に地味ですが」
「カミソリ……瑞絵ちゃん、刃物プレイの経験は?」
「以前、ナイフマニアのVIPの方が……本物のナイフであたしの服切り裂いて……」
「あ」
「怖さにおしっこ漏らしちゃいましたよ、あたし」
「ああ」優夢さんが妙な声を上げた。「怖さでおしっこ漏らしちゃうなんて……そんな快感、もうずーっと味わってないわ……」
「はぁ」
「昔は色んなプレイがとても新鮮だったわぁ。最近はマンネリ気味」
「はぁ」
「ココなら、新しい感動も味わえるわよね」
「努力はしますが……」
「プレイルームの設備もあたしのより各段上! 愉しみだわぁ」
「はぁ」あんまりそんなふーに期待されても困っちゃうな、とあたしが思っている時に、ドアがノックされた。えっと……
「は~い、配達でーす」ドアの向こうで元気極まりない声がした。あたしが向かうと、亜莉亜ちゃんが両手いっぱいにポリタンクを持ってドア口に立っている。
「ハイ、コッチが百倍グリセリン、コッチが特濃牛乳です☆」
「あ、ありがと、亜莉亜ちゃん」
「百倍、いいなぁ……私も浣腸されるの大好きなんです。今度それで私に浣腸してくださいね、それじゃっ!!」
「…………」
 あたしはポリタンクを持ってプレイルームに戻った。試しに浣腸液の様子を見てみる。百倍濃度の浣腸液……もはやそれは『液』と言うよりも……ドロリ、と粘ついて、糸を引いてる。こんなので浣腸しちゃってホントにいいのかしら……?
「ステキな浣腸液……」後で、優夢さんがうっとりとした声で言う。「ああ、愉しみだわぁ」
「う……」なんと言っていいのか判らないあたしは、取り敢えず先に進むことにした。
「それじゃあ、取り敢えず鞭打ちから始めますね」
「ああ……思いっ切り、痛くして……」優夢さんは四つん這いになり、お尻を高く上げた。「このイヤらしく下品なお尻を、思いっ切り鞭打ちしてくださいませ……」
「判りました」あたしは手にした鞭を、思いっ切り激しく強く優夢さんのお尻に振り下ろした。優夢さんが悲鳴をあげる。
「アアアァ!! 痛い、痛いですぅ!!」
「痛いのがいいんでしょう。そらっ!!」もう一発、二発、三発。優夢さんが身悶える。
「ああ……刺激が、痛いお尻がクリトリスに……響いて、気持ちいいのぉ!!」
 あたしは何回も何回も、優夢さんのお尻に鞭を振り下ろした。優夢さんは痛がるけど……その悲鳴には明らかに悦びの色が入っている。負けない、あたし。
 散々優夢さんのお尻を鞭打って、あたしも少し息を荒くして汗ばんできてる。えーと、次は……
「き、気持ち良かった……お尻……鞭打ち……ああ、お尻が、熱い……おまんこびっしょり……」優夢さんがうっとりとした声で言う。それじゃ……
「優夢さん、次は木馬です」
「は、はい……嬉しいです……痛いですよね、木馬……」
「木馬だけじゃなくて、同時に浣腸もしてあげます」
「ああ……浣腸……うんこ我慢……」
「百倍濃度ですよ?」
「嬉しい……どれだけ苦しくて痛いのかしら……愉しみ……」
「……ホントに痛くて苦しいのが好きなド変態なんですね」
「ああ……そうよ、早く……痛くして……」
 あたしは優夢さんを拘束すると、なんとか優夢さんを木馬に跨がらせた。おまんこに木馬が食いこんだ瞬間、優夢さんが歓喜の悲鳴を上げる。
「あ、あああっ!! い、痛いーっ! 木馬が、木馬がおまんこに食い込んで……お尻の穴も……クリトリスがギュウって潰されて……痛いの、すごく痛い、あああっ……いい、気持ち……いい……痛い、痛いけど気持ちいいのぉっ!!」
 優夢さんは本気でよがってる。そんなに痛いのがいいのかしら……? 試しにあたしは、木馬の上の優夢さんのお尻をまた鞭打ちしてみた。ピシリ、と言う激しい音。
「あ、あああっ!! 痛いっ!!」
「痛いのがいいんですよね?」
「そう、そうよ、もっとひどくして……痛くして、お願い……もっと、もっとぉ!!」
 あたしは、木馬の上の優夢さんに何度も何度も鞭を振り下ろした。優夢さんは、悲鳴とも歓喜の声とも取れる声を上げてよがる。あたし、そろそろ鞭打ちに疲れてきちゃった……
「……浣腸して大丈夫ですか?」
「はい……浣腸、して……うんと酷いヤツをかまして……お腹の中がぶち壊れるくらいの……あああっ、いい……苦しいうんこ我慢……欲しい、は、早く……浣腸……浣腸して……」
「それじゃ行きます」あたしはポリタンクの中の浣腸液と特濃牛乳を洗面器にあけると、浣腸器に吸いあげた。そして、浣腸器を木馬の上の優夢さんのお尻の穴に差し込み、シリンダーを押す。百倍濃度の浣腸液が、優夢さんのお尻の中に送り込まれていく。優夢さんが、嬉しそうな泣き声を上げた。
「ひ、ヒィイっ……こ、コレが……百倍……ちょっと入って来ただけで、すごい効き目……ステキ……苦しい、お腹が……あああっ、もっと、もっと突っ込んでぇ!!」
「どんどん行きますよ」あたしは容赦することなく、優夢さんのお尻に浣腸液を突っこみ続けた。優夢さんのお腹がグルグルと派手な音を立てて、優夢さんはヒィヒィ言いながら冷や汗を掻いて……苦しそうだけど嬉しそう。
「あああっ……苦しい、お腹が……うんこがお腹の中で暴れて、ああああっ!! 苦しい、お腹が痛い、ああ、もっと、もっとして……ううんっ!!」
 優夢さんはそう言っておねだりするけど……牛乳と合わせて四十リットルなんて入る訳無いわ。あたしは、十リットル浣腸したところで一旦やめて、優夢さんの反応を見た。
「あう……う、うう……苦し……い……お腹が……痛い、凄く痛い……ああっ、感じる、クリトリスが……あああっ……」
 苦しげに呻きながらも優夢さん、感じて……悦んでる。でも、百倍濃度なんて突っこまれたら、すぐに……
「あ、あああっ、出る、も、もう我慢できない、うんこが、うんこが出ちゃうぅっ! お願い、下ろして、うんこ、うんこ出させてェッ!! うんこが出るぅっ!!」
 優夢さんは限界みたいだったので、あたしは優夢さんを木馬から降ろした。乗せたままうんこひり出させてもよかったんだけど、あたしは優夢さんのお尻の穴からうんこが出るさまを見たかったから。
 ブブブウーッ!! ブリブリブリッ!! ブビビビビッ、ブリブリブリッ!!
 木馬から降ろされて四つん這いになった優夢さんは、そのまますごい派手なおならとともに大量のうんこをひり出した。すごく臭い。
「ああ……うんこ、うんこ……気持ちいい、うんこブリブリ……」
「ひどいうんこですね、優夢さん」あたしは言った。「凄く臭くて、鼻が曲がりそう。優夢さんみたいなきれいな人でも、こんな汚らしいうんこをするんですね」
「ああ……汚いうんこ……臭いうんこ……あたし……うんこ、ああ……」
 優夢さんは延々うんこをひり出し続けた。そして、やっと最後の一塊をひり出す……
「やっと終わりですね、くっさいうんこ、優夢さん」
「はい……汚くて下品な、臭いうんこはコレで終わりです……」
「優夢さんのひり出した、汚しくて臭いうんこは、優夢さんに塗りたくってあげます」あたしはそう言うと、優夢さんがプレイルームの床にぶちまけた大量のうんこを手で掬い取ると、優夢さんの身体に塗りたくった。たちまち優夢さんはうんこまみれになる。
「ああ……うんこ、うんこ……汚くて臭い、あたしのうんこ……あたし、うんこまみれ……」
「よく似合ってますよ、うんこ」あたしはそう言うけど、優夢さんはうんこに汚れる事自体にはあまり感じてはいないみたい。ヤッパリ痛み系がいいのかな……
「次、何します?」あたしは訊いてみた。すると優夢さんは、掠れるような声で言った。
「突っ込んで……おまんこと、お尻の穴に……」16巻 優夢角材責め「バイブですか?」
「なんでもいい……痛いのがいい、お願い……」
 あたしは、優夢さんの望み通り、プレイルームにある一番凶悪なバイブを二本、取り出して両手にして優夢さんに見せた。ところが……
「そんなんじゃイヤ……もっと、もっと酷いモノ突っ込んで……思い切り痛くして……」
「と、言われても……うちに揃えているバイブの中では、コレが一番凶悪……」そこまで言って、あたしは想い出した。そう、明沙さんの紹介写真を。紹介写真に使われるくらいだから、きっとこの部屋にも置いてあるはず……
「ちょっと待って下さいね」あたしは再び物入れに行くと、お目当ての物を探した。……あった。トゲトゲ付き角材。普通はこんなもの突っ込まれたら、痛くて泣き叫んじゃうはずだけど……
「優夢さん、コレならどうです?」あたしは両手にした角材を優夢さんに見せた。優夢さんは、うっとりとした表情で言う。
「ああ……それ……凄そう……突っ込んで、早くその凶悪な角材を、おまんこと、お尻の穴に……」
「行きますよ」あたしはそう言うと、
殊更乱暴に凶悪なトゲ付き角材を優夢さんのおまんことお尻の穴に突っ込んだ。出血するかな、とも思ったけどそんな気配はない。
「ああ、痛いーッ!! おまんこが、お尻の穴が痛いっ!! でも、でも……気持ちいいのぉっ!! もっと、もっと激しくうぅっ!!」
「け、怪我しちゃいますよ……?」
「いいの、傷付けて……痛くして、お願い虐めてっ!!」
 あたしは、優夢さんのおまんことお尻の穴に突っ込んだ角材を前後に動かした。すごい抵抗感……優夢さん、怪我しちゃうんじゃないかと、そればっかりをあたしは心配してたけど……
「もっと、もっと激しくぅ!」
「大丈夫なんですか? 怪我したら……」
「怪我してもいいの、痛くしてっ!!」
 あたしは、優夢さんが怪我をしないように気を使いながら、角材を動かして優夢さんを刺激し続けた。優夢さんは苦しそうな表情をしてるけど……明らかに悦んでる。コレってな~……
「あああっ、ひ、ああうっ!! ひ、あ、ぎゃあうっ!!」
 優夢さんが悲鳴をあげる。あたしは、ひどく傷つけちゃったんじゃないかと心配になって、優夢さんの股間から角材をそっと引き抜いた。血まみれになってるんじゃないかと怖かったけど、そんなことはなかったわ。
「ああ……よかった……とても痛くて、気持ちいいの……」
 なんだかなぁ~……
「優夢さん、いつもこんな危険な事してるんですか?」
「いつもは……もう少し……おとなしい……」優夢さんが息を荒くして言った。「今までは、相手が一般Pだから……素人だから、こう言うことがヘタだから……さすが瑞絵ちゃんはスペシャルね、あたしは安心して快感貪ることができるわ……」
「はぁ」
「次……次はいよいよクライマックス……」優夢さんがよろよろと立ち上がると、例の針の入った木箱を取ってあたしに手渡した。「針プレイよ……お願いね、瑞絵ちゃん」
「はぁ……」自信ないなぁ、と思いつつあたしは針を一本手にとってみた。新品に見えるけど……
「毎回、針プレイの時は新しいのを準備するんですか?」
「そんなことないわ」優夢さんはうっとりと針を見つめながら言う。「ただ、毎回キレイに念入りに消毒してあるだけ……さ、早く、瑞絵ちゃん……その針を、あたしの乳首に……ううん、おっぱい全体に突き刺して! あたしのおっぱいを針まみれにして!」
 そう言うと優夢さんは、あたしに向かって小振りだけど形のいいおっぱいを突き出した。


「あっ、瑞絵ちゃんじゃない?」そんな声が背後からした。聴き憶えのある声。あたしが振り向くと、女の子が四人、あたしの後ろにいた。
「やっぱり瑞絵ちゃんだ、久しぶり~」それは、以前通っていた学園で仲良しになったお友達だった。けど、知らない子が一人……
「あ、柚ちゃん、加住ちゃん、奈美ちゃん! 久しぶり!」
「今何やってるの? どこの学校?」
「う、うーん」
「手に持ってるの何? お買い物?」
「うん……あの、そっちの子は?」あたしは、柚ちゃんの背中に隠れてあたしを覗きこむようにして見ている眼鏡の女の子を指さして言った。加住ちゃんが答える。
「あ、この子は『昇埜原 細』ちゃん。2週間前に転校してきたばかりなの。細ちゃん、隠れてないで前に出る!」細ちゃんは、加住ちゃんに押しやられてあたしの前に立った。
「あ、そうなんだ。よろしくね細ちゃん、あたし鳥羽 瑞絵っていうの」
「あ……その、よろしく……お願いします……」その声を聞いて細ちゃんの全身を見た瞬間、あたしのおまんこに熱いものが走った。え……?
「『まいのはら ささら』。変わった名前ね、どういう字を書くの?」
「あ、こ、こう書きます……」細ちゃんはモバイル端末をポケットから取り出すと、字を打ち込んであたしに見せた。なんかこの子、すごく内気で気が弱そうだけど……
「へぇ~、この字でそう読むんだ~」
「は、はい……その、ヘンな名前ですよね……」細ちゃんがか細い声で言う。
「そんなコトないわ、可愛い名前よ」
「あ、はい……ありがとうです……」
「細ちゃんささらちゃん」柚ちゃんが細ちゃんの背中を小突いて言う。「瑞絵ちゃってね、実は凄いエッチなのよ」
「そうよ~、細ちゃん、狙われてるわよ、気を付けた方がいいわよ」
「え、あの、その……」
「こらこら」あたしは微笑いながら言うけど、おまんこが……かなり濡れてきてる。
 ……この子……絶対、素質ある……それも相当……
「細ちゃん、ちょっと写真撮らせて」あたしはポケットから携帯を取り出して言った。
「え、えと……」
「ホラ、やっぱり狙ってる~」
「うっさいな」あたしは色んなアングルから細ちゃんの写真を撮りまくった。細ちゃん、すごく恥ずかしそうにして、少し怯えてる……う~、メチャ可愛い……新鮮……
 あたしはたくさんの写真を撮り終えると、細ちゃんに向かって微笑った。
「じゃ、あたしちょっと用事があるから。細ちゃん、また会おうね……絶対会えるはずよ」
「はぁ」


「コレを見て、細ちゃん」16巻 スカトロを指摘されて泣き出す細細ちゃんは写真の束を受け取り……一枚目、まだ大人しい裸だけの写真を見て、目を見開いて身体を震えさせる。そして一枚、また一枚……細ちゃんの身体が激しく震え、目は驚愕に見開かれ……そして最後の決定的写真を見た時……細ちゃんはボロボロと大粒の涙を流して泣きだした。そして言う。
「一体……どうやってこんな写真を……、私に何を、どうしろっていうんですか……お願いです、このことは誰にも……お願いします、どうか、ネガを……うう、うううっ……」
(ムービーも観せる?)あたしはアップルちゃんに小声で言う。
(イヤ、もうその必要もないと思う)アップルちゃんも小声で答える。
「細ちゃん……イヤ、昇埜原 細」アップルちゃんがキリッと言う。細ちゃんが怯えた視線でアップルちゃんを見る。アップルちゃんは、厳しい視線から急に優しい視線になった。
「怖がったり怯えたりする必要はないのよ、細ちゃん」アップルちゃんが言う。「むしろ、あなたにとってはとてもいい話があるのよ。まぁ、最後まで付き合ってみて。逃げたりしないで」
「逃げたら……写真、ばら撒きますよね……」
「まぁ事と次第によってはね」アップルちゃんはそう言うと、紀実さんに向いた。紀実さんは黙って頷くと、パソコンを操作してから、画面をあたし達……特に細ちゃんによく見えるようにした。
 それはムービーデータ……あたしの知らない人、多分メンバーだと思うけど……の、スカトロレズプレイのデータ。細ちゃんが目を丸くして息を呑む。アップルちゃんが続けた。
「この喫茶店は表の顔。うちは実は、変態女性客を専門に扱う、非合法高級クラブなの。勿論、こういうロリータを提供するわけだから、非合法なのは当然ね」
「非合法……変態女性……」


「待ってたわ、細ちゃん」そう言うとあたしは細ちゃんを抱き緊め、熱いキスをした。細ちゃんの口の中に舌を差し込み、中を舐め回す。細ちゃんも必死でやり返してくるけど……まだまだ拙い。
 長いキスを終える。あたしと細ちゃんの口の間に、よだれのアーチ……細ちゃんがうっとりとしている。
「本格的なレズプレイは初めて?」
「前の学校にいたとき……恋人がいましたけど、スカトロは……」
「そう……ステキなパンティね。とても汚くて、臭そう」
「はい……すごく汚くて、ひどく臭いパンティです……」
「あたしのも汚くて臭いのよ」
「はい……」
「……パンティ脱いで。匂い嗅がせて」
「はい……」細ちゃんはか細くそう返事すると、汚れたパンティを脱いだ。あたしも脱ぐ。
「お互いに交換しよ、汚いパンティ」
「はい」あたし達は、互いのパンティを交換し、手にしてクンクンと匂いを嗅いだ。
「ふふ……臭くてとてもいい匂い」
「瑞絵ちゃんの……パンティも、凄く臭い……」
 あたしは、右手を細ちゃんのおまんこに当てた。細ちゃんのおまんこは、もうグッショリ濡れてる。
「ふふ……細ちゃん、おまんこ、もうこんなにして……可愛い子」あたしがそう言うと、細ちゃんもあたしのおまんこに手を触れてきた。
「瑞絵ちゃんだって……こんなにグッショリ」
「ふふ……だって、可愛い細ちゃんとこうして……遊べるんだもん」あたしはそう言いながら、細ちゃんのお尻に手を回し、お尻の穴に指を突っこんだ。
「あっ……」
「気持ちいい? お尻の穴……」
「気持ち……いい、です……」
「もっと深く?」
「もっと……深く……思いっ切り……」
 あたしは、細ちゃんの望みのままに、細ちゃんのお尻の穴に指を三本、深く突っこんで細ちゃんの直腸内を弄り回した。と……指先に、湿った塊の感触。
「ふふ……細ちゃん、コレなに? この湿った塊……」
「う、う、う」細ちゃんは恥ずかしそうに言った。「私の……うんこ、です……」
「どんなうんこ?」あたしは意地悪く訊く。あたしの見立てでは……細ちゃん、スカトロの素質だけじゃなくて、ドMの傾向も強いと思う。だから、敢えて……
「く、く、く」細ちゃんはしどろもどろ……可愛い。新鮮☆
「臭くて汚らしい……極太の、うんこです……」
「そんなものをこんなところまで下ろしてきて。うんこがしたいの?」
「は、はい……」
「ちゃんと答えて」
「は、はい……したい、うんこしたいです……うう」
「ただうんこするだけ?」
「うう……瑞絵ちゃんに、見られながら……はしたなくうんこして……そのうんこを……」
「そのうんこを?」
「ううう……瑞絵ちゃんに、食べてもらいたいです……ああ……」
 細ちゃん、声と身体を震わせて、すごく恥ずかしそうに……ああっ、新鮮っ☆
「じゃあ、そうしてもいいわ」
「ほ、ホントですか……? この間の『テスト』の時、自分のうんこを人に食べてもらうのってすごく嬉しいって知ったんです……」
「普通はそんな機会ないものね……で、どうやってうんこするの?」